やいとstation

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道具について

臨床家育成会の参加において用意していただきたい道具のなかで、特殊ではないかと思われる道具に『刺絡』に使われる「三稜鍼」「吸角」と『深谷灸法』で使われる「灸熱緩和器」の三つがあります。

講習内でまた詳しく説明があると思いますが、ざっくり説明します。

 

三稜鍼(イトウメディカル社製)

基本としてはこの針先は三角形になっており皮膚を破る鍼として使われます。

吸角は破った皮膚から瘀血が出る助けをする意味合いで使われます。

材質はステンレスのモノをお勧めしています。

一風変わった使い方としては、針先に細工をして使いますが、それは講習会でどうぞ

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吸角(吸い玉)

瘀血が出るのを助けるものとして使われます。

ゴム玉で吸うタイプと別に手動ポンプで空気を抜くタイプがありますがどちらでも構いませんが、ガラスタイプのモノが消毒も出来お勧めです。

写真左がゴム玉、右がポンプ式用(ポンプ式は別にポンプが必要です)

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灸熱緩和器

その名前の通り透熱灸の灸熱を和らげるための竹の筒です。

基本のサイズはありますが、使いやすいように自分の手に合わせてサイズを合わせる先生もいます。

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