臨床家育成会の刺絡講習会について①【2月10日 日曜日】
2019年2月10日 森ノ宮医療大学で開催のセミナーについて
2部構成になっていて午前で法律の話を含む基礎講座 午後はペアでの実技練習中心の講座になっています。
開催日:2019年2月10日(日)≪受付9時半より≫
午前10時~13時 午後14時~17時
場所:森ノ宮医療大学
受講料:有資格者10,000円(半日5,000円) 学生6,000(半日3,000円)
すでに東京の灸法研究会のセミナーにて法律や基礎はやったよという先生は午後からのご参加でどうぞ
https://ws.formzu.net/fgen/S18954399/
今回が初めてで道具も持っていないという先生が気になるのはお道具についてかもしれません。 講習会おすすめ道具のご紹介をします。
〇三稜鍼
サイトによっては瀉血鍼と紹介されているところもありますが、正確には三稜鍼といいます。その名前の通り鍼先が三角形になっています。
手打用とばね式がありますが、ばね式がおすすめです。技術習得という意味でもばね式をお勧めします。手打はばね式を使いこなせるようになってから使うことをお勧めします。
勧めているものは「伊藤メディカル製作所」のものです。
他のメーカーのものでも構いませんが、素材が鉄(クローム)にメッキをしているものがあり、お手入れを間違えると錆びてしまうことがあります。(私も初めての一本は錆びさせました) その点こちらはステンレスで少々では錆びることは無いです。
〇吸角(吸い玉)
「ポンプを使って吸う物」「ゴム玉を使う物」「火を使ってする物」の三種類があります。(いたが把握している範囲で)
・お勧めは、ポンプ式のものです。ポンプ自体が少々お値段がかかってしまいますが、吸引力を調節できて使い勝手が良いです。
メーターがついていますが、無いものを勧めています。
・次点でゴム玉式。こちらは吸角の上に大きなゴム玉がついているタイプで持ち運びも簡単です。欠点として吸引力が弱めで強く吸引をかけたいと思っても出来ないです。
ポンプ式とゴム玉式のものは大きく二つガラス製とプラスチック製があります。長く使うことを考えるとガラス製がおすすめです。プラスチック製はメーカーによっては高圧滅菌がかけられない物もあります。(溶ける)
火を使うものは昔からある物で使えなくはないのですが、火を使うときにアルコールを使ったりするのでお勧めできません。
お勧めしているのは医工製の吸い玉3号カップ(吸い口の内径3センチ)です。こちらのメーカーの物であればプラスチックの吸い玉でも高圧滅菌がかけることができますが、おすすめの3号カップ(吸い口の内径3センチ)がありません。4号カップからになります。(2019年12月現在3号のプラカップがあります)
ガラス製に比べ傷が入ったりしやすく、傷が雑菌繁殖の原因になりますので、ガラス製をお勧めします。ガラス製の欠点としては割れてしまうことです。
お値段ですが、
伊藤メディカル製作所製三稜鍼 3,000円
医工製ガラスカップ3号ふっくらタイプ2個 5,500円(2,750円×2)
医工製ハンドポンプJ 5,060円
合計13,560円になります。
高いぞー!!
続くかどうか分からないという先生方へディスポをご案内です。
三稜鍼の方はディスポーザブルで納得のいくものが無いので吸角のみになります。
使い捨て吸い玉です。
割としっかりしていて使えます。滅菌が大変でという人もこちらがおすすめになります。メーカーはトンバンメディカルです。(写真はポンプは社外製とのことですが、使えるとのこと)
ポンプとカップでも使えるのですがホースがあった方がやりやすいです。こちらのディスポ希望でホースはいらないという人はご注文時にご連絡ください。
Amazonで購入可能ですので各自購入して頂いてもかまいませんが、カップの方が100個単位(写真の袋が5個入り)の販売ですのでこちらで10個づつで小分けします。(個人で購入の場合はサイズにご注意ください4号です)
料金の方は、ポンプ、ホース、カップ10個(2袋)のセットで
3,000円になります。
先に紹介した道具は長く使うためでもありますが、慣れるまではディスポで行くのも一つだと思います。
お道具でどうしようかと考えておられたらこちらもご検討ください。